関税と為替の影響を受ける台湾企業、陳学聖が政府の無作為を批判

アメリカの対等関税が世界経済に打撃を与えており、台湾も例外ではありません。行政院は東部時間5月1日にワシントンでアメリカ側との初回の実物交渉を終えたことを確認しましたが、元国民党立法委員の陳学聖は「台湾の企業は逃げ場がない。政府は騒ぎ立てているだけだ」と批判しました。
陳学聖は、貿易に従事する友人が川普氏の関税政策により、中国で仕上げた2つの貨物がアメリカに出荷できない状況であり、関税問題が解決しなければ、ビジネスが3分の1減少すると述べました。さらに、為替レートが数日間で約7%急上昇し、企業にとってはさらなる負担となっています。
また、中国とメキシコに工場を持つ製造業者は、アメリカへの出荷ができず生産を一時停止することを検討していると語り、電子機器の下請け業者も川普の関税戦争により、早くからグローバルに展開しているにもかかわらず、動けない状況を苦笑しています。陳学聖は、政府と民間がまるで平行宇宙にいるかのように感じており、台湾企業の直面している困難を真剣に受け止めるべきだと訴えています。
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