バフェット、クックを称賛し、バークシャーで最も稼いだパートナーと語る
94歳の投資の神、バフェットは、週末の年次株主総会で年末に引退することを発表しました。総会で彼は、アップルのCEOティム・クックを特に称賛し、「彼はバークシャーに私以上にお金を稼いでくれた」と語りました。
バフェットはバークシャー・ハサウェイを繊維産業から今日の投資集団へと変え、驚異的な投資成績を実現してきました。『ウォールストリートジャーナル』によると、彼は長い間テクノロジー株を避けていましたが、2016年に初めてアップルに投資し、これは彼のキャリアの中で最も成功した投資となりました。
当時、バフェットはテクノロジー企業への投資を避けていたのですが、投資マネージャーに対して「3つの条件」に合うS&P500企業を探すよう依頼しました。条件には、過去12ヶ月間の利益率が15倍を超えない合理的な評価や、今後5年間でかなりの収益を達成できるという高い信頼が必要でした。マネージャーはアップルが条件に合うと考えました。
アップルは当初、すでに高評価であったため、バフェットにとっては安価な選択ではありませんでした。にもかかわらず、彼はアップルの顧客に対する強い魅力を見て取り、初めて約10億ドルで1000万株を購入し、その後も投資を進めました。最近では大幅に持ち株を減少させていますが、2024年末までにバークシャーはアップル株を3億株保有し、時価総額は751億ドルに達し、依然として最大の持ち株です。
