台湾ドルが1.2元上昇!専門家が1980年代の金融史を回顧

今(2日)朝、台湾ドルは対米ドルで1.2元以上上昇し、2024年以来の高値を記録しました。経済専門家の王伯達氏は、この急速な上昇が1980年代の台湾の歴史を思い起こさせると述べ、当時の株式市場と不動産市場の大幅な下落を指摘しました。
朝の取引では台湾ドルが最高で30.815元に達し、31.064元で終了しました。歴史において、1986年には1ドルが40元に対し、1989年には26元に回復し、その後株式と不動産市場が大きな下落を見ました。
王氏はSNSで、1985年のプラザ合意に似た経済政策が為替レートを動かした可能性があることに言及しました。「トランプ関税がどのように資金の収縮効果を引き起こすか!?」という報告でも、アメリカと他の工業国との経済摩擦が激化し、新台湾ドルの急速な上昇をもたらしたと記しています。
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