建設業界が急騰、専門家は長期投資には慎重な選股を推奨
建設業界は本日（2日）、全面的に上昇し、上曜（1316）と聯上発（2537）が共にストップ高になり、市場からの注目を浴びています。しかし、アジア証券投資顧問の呉岳展氏は、この上昇は金利引き下げの期待に関連しているが、背後の投機性が高く、持続することは難しいと警告しています。
市場では、米国連邦準備制度が金利引き下げを始めるとの予測が広がっており、アメリカの第一四半期のGDPが年率で0.3%縮小し、経済見通しが暗いことから、資金が資産に関連する銘柄に移行し始めています。台湾の金利政策は米国と密接に連動しており、金利引き下げの可能性が高まり、新台湾ドルも強含みで、資金面が相対的に緩和され、資産及び建設株への投資関心がさらに高まっています。
この強気の雰囲気の中で、上曜（1316）は今朝14.70元で始まり、16.05元のストップ高に達しました。上曜は3月の売上が3.1億元で、前年同月比233.2%、前月比24.5%の増加を記録し、すでに13ヶ月連続で前年同月比の増加を維持しています。聯上発（2537）も本日同様に強く、盤中で11.65元のストップ高に達しました。
しかし、呉岳展氏は、このような銘柄は短期的な投機が強く、特に上曜は南部の建設業者であり、南科の話題により想像の空間が広がっているものの、株価の変動が激しく、リスクが高いと指摘し、投資家は慎重に損切りを設定するべきだと警告しています。南科のテーマに興味がある投資家には、安定した案件の進捗を持つ華友聯（1436）や、財務構造が良好な華固（2548）や長虹（5534）などの会社を、より保守的かつ安定した選択肢として留意することを勧めています。
