OPEC+の増産期待が石油市場に影響、台塑の株価は短期的に圧力を受ける

[FTNNニュースネット]記者 洪宗荃/台北報告、今週(04/21~04/25)の台股加權指數は477.7ポイント上昇し、19872.73ポイントで終了。上昇率は2.46%でした。証券取引所の発表によると、週の三大法人は合計で255.92億元買い越し、その中で投信は110.62億元買い越しました。
金融株では、中信金(2891)が売り超過のトップとなり、26,619枚売り越しました。次に台塑(1301)と智原(3035)がそれぞれ12,792枚と11,908枚の売り超でした。
FactSetによると、21日の最新調査で、10人のアナリストが台塑のEPSを0.5元に上方修正し、目標株価は39元とされています。しかし、OPEC+が6月に増産を加速する可能性があるとの報道を受け、国際原油の先物価格は影響を受け、最近揺らいでいます。短期的には油価が激しく変動するとの予測も出ており、これにより台湾のプラスチック業界大手である台塑の株価は週で3.81%下落し、34.1元で取引を締めくくりました。
売り越しの上位10銘柄には金融株の中信金が1位、続いて台塑、智原となっています。他の売り越し銘柄として、永豐金(2890)が9,855枚、京城銀(2809)が9,326枚売り超となっています。
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