長榮の配当32.5元、官株が一斉に売却

台湾株式市場では、5月の加權指数が1,112.27ポイント上昇し、上昇幅は5.5%となり、21,347.3ポイントで取引を終えました。海運大手の長榮(2603)は、32.5元の配当を発表しましたが、5月29日の終値244.5元計算で現金利回りは13%に達しています。しかし、官株はこの期間に1.3万株の長榮株を売却し、31.3億元を回収し、投資家からは「長老が撤退した」との声が上がっています。
長榮以外にも、官株は5月に中信金、台企銀、第一金などの金融株の多くを大幅に減持し、これらの株はいずれも売超のトップ10に入っています。統計によると、中信金(2891)は売超ランキングで1位となり、11万6861株が売られました。
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