台湾株式、1万9千の壁を下回る、312.77ポイントの大幅下落、TSMC816元に

本日(22日)、台湾株式市場は低く始まり、始値は18990.86ポイントであり、1万9千の壁を失い、最終的には18793.43ポイントで取引を終了し、312.77ポイントの下落、1.64%の下落率を記録しました。取引量は2431.6億元に達しました。
TSMC(2330)は19元下落し、816元で終了しました。また、OTC市場も2.54ポイント下落し、203.68ポイントで取引を終了しました。
市場の分析者は、アメリカのトランプ大統領が関税戦争を引き起こしたことで、世界の株式市場が揺れ動いていると見ており、4月17日や21日には連邦準備制度理事会(Fed)主席のパウエルに対して批判的なツイートを行い、金利の即時引き下げに応じなかった事に不満を漏らし、さらには解雇を示唆する発言までしました。投資家はFedの独立性が政治的な干渉を受ける懸念があると考え、その結果、アメリカの株式市場、ドル、アメリカの国債が同時に下落しました。
現在、台湾株式の融資浮額は大幅に減少していますが、取引量は著しく縮小しています。業種別に見ると、周辺機器、その他の電子機器、金融、情報サービス、半導体、電子部品などの業界が弱いパフォーマンスである一方、プラスチックやデジタルクラウド、鋼鉄、織物、電気ケーブルなどの業界がより安定したパフォーマンスを示しています。
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