台化が予測する今後3年間の石化産業の困難と産販売量の削減

台化(1326)の洪福源会長は昨日の株主総会で、石化産業が大きな困難に直面していると述べました。中国本土の過剰な生産能力は、今後2〜3年で徐々に消化されていくと予想しています。
洪会長は、台化の運営戦略が生産販売量を縮小することに集中しており、会社として石化ビジネスを簡単に手放さないと明かしました。2024年の業績が芳しくないことを認め、株主に謝罪しました。今年新たに22000人の株主が加わったことについても感謝の意を表しました。
今年第1四半期には旧正月の影響や米国の不透明さにより売上が減少しましたが、中国での経済刺激政策の強化により、PX、ベンゼン、プラスチック製品の利ザヤが改善されました。しかし、4月初めに米国が発表した等しい関税が世界貿易に衝撃を与え、サプライチェーンの秩序に打撃を与えました。
下半期を展望し、洪会長は米国との合意に基づき、両国が報復的な巨額関税を廃止し、90日間の猶予を与えたことでサプライチェーンの状況が変わることに期待を寄せています。ただし、今後2〜3年、全世界の需要の保守的な推移や供給過剰がもたらす困難な状況は避けられないと考えています。
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