銀行内部統制の崩壊：不動産投資グループと内部者の共謀による詐欺貸付
最近発覚した「江媽炒房団」の詐欺貸付事件は、銀行の内部統制の脆弱性を明らかにしています。該グループは、複数の建設業者と提携し、未完成または中古の物件を販売し、それによって手数料を得ると同時に、物件所有者に財務証明を偽造させ銀行に詐欺的に融資を受けさせています。
検察の調査によると、この案件では59件の詐欺貸付が確認され、金額は約70億円に達しています。該グループは不実のAB契約や偽の収入証明書など、様々な手法を用いて銀行の内部統制を突破しています。
江媽炒房団は2015年から、廖美玲と江宗榮の指導の下、説明会や投資セミナーを開き会員を勧誘してきました。調査が進む中で、更なる銀行行員が関与している可能性があり、さらなる影響を及ぼす恐れがあります。
