米国株、非農雇用者数の好調で反発、テスラ株も上昇
非農雇用者数の報告が予想を上回ったことを受けて、米国株式市場は6月6日に全面的に上昇し、経済後退への懸念を和らげました。S&P500が6000ポイントを回復し、2月以来の高値を記録しました。これは主にテクノロジー株の牽引によるものです。
ダウ工業平均株価は1.05%上昇し、42762.87ポイントで引け、5月19日以来の高値を記録しました。また、ナスダックも1.2%上昇し19529.95ポイントで終了し、こちらも2月以来の高値となりました。S&P500とフィラデルフィア半導体指数も上昇しており、市場の雰囲気は楽観的です。
アメリカのトランプ大統領は同日、中国との貿易交渉が6月9日にロンドンで行われると発表し、習近平主席との70分間の通話の内容が主に貿易に関するものであったと述べました。トランプ氏は、貿易合意が両国にとって有利であると強調しています。
さらに、テスラのCEOイーロン・マスクが今後の方針について若干の譲歩を示したため、株価が3.67%反発し295.14ドルで取引を終えました。他の大型テクノロジー株への信頼も高まりました。
