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アメリカの調査:51種類の歯磨き粉の90%に鉛が含まれると判明、安全な5つの製品を公開

アメリカの調査:51種類の歯磨き粉の90%に鉛が含まれると判明、安全な5つの製品を公開

アメリカの非政府組織による調査で、全米で販売されている51種類の歯磨き粉の90%が鉛を含み、65%が砒素を含み、さらに水銀やカドミウムなどの重金属汚染が確認されました。台湾でよく見かけるブランドの中にもコルゲート、センソダイン、クレストなどが含まれています。この件について、台湾の食薬署もコメントを発表しました。

「無鉛安全ママ」(Lead Safe Mama)が実施した調査によると、90%の歯磨き粉が陽性反応を示し、65%が砒素を、さらには半数近くが水銀を、約30%がカドミウムを含んでいることが確認されました。検査対象は一般成人用の歯磨き粉だけでなく、天然成分を謳った製品や子供向けの歯磨き粉も含まれ、いくつかのブランドは複数の重金属毒素を含んでいることが分かりました。

報告書では、クレスト、センソダイン、トムズオブメイン、ドクターブロナー、デイビス、ドクタージェン、コルゲート、ドクターブライトといった有名ブランドが挙げられ、これらの製品は全て有毒金属が検出されました。

「無鉛安全ママ」は、これらの重金属が歯磨き粉の添加物から来ている可能性があるとしています。これらの添加物に含まれる炭酸カルシウム、ベントナイト、ヒドロキシアパタイトなどが考えられています。

調査結果によれば、重金属量が最も多く含まれている歯磨き粉にはベントナイトが含まれているものが多く、その結果、少量の鉛でも子供の健康に深刻な影響をおよぼす可能性があり、脳の発育に影響を与え、腎臓に害を及ぼし、心臓病を引き起こすこともあり得ます。

また、砒素、水銀、カドミウムなどは発癌物質であることも指摘されています。

「無鉛安全ママ」は、毒性物質を含まない5つの安全な歯磨き粉も発表しています。これらはすべて子供向けの歯磨き粉です。1.Orajelトレーニング歯磨き粉自然ベリー風味(フッ素なし)2.Miessenceミント歯磨き粉(フッ素なし)3.Dr. Brownベビー歯磨き粉ストロベリー風味(フッ素なし)4.Pegciz子供用泡立て歯磨き粉スイカ風味(低フッ素)5.Kid's Spryプレーン歯磨き粉(キシリトール入り)