米国の雇用報告が好調で株式市場が急上昇、TSMC ADRが3.8%上昇

米国の四大株価指数は金曜日に全て上昇し、TSMC ADRは3.80%の上昇を記録しました。米国の新しい雇用報告が好調であり、米中貿易交渉の可能性が高まる中で、米国株式市場の四大指数は金曜日に全て上昇しました。S&P 500指数は1.4%上昇し、連続9営業日で上昇を記録。これは20年以上ぶりの最長連続上昇記録です。
ダウ工業株30種平均は564ポイント上昇し、ナスダック指数は1.5%上昇しました。TSMC ADRは179.29ドルに達しました。
米国労働省の報告によれば、4月の非農業部門の新規雇用者数は17.7万人で、3月の修正後の18.5万人を下回りましたが、市場の予想である13.8万人を上回りました。失業率は4.2%で、予想通りです。平均時給は前月比0.2%増加し、わずかに低下しました。金曜日の米国市場の終値は、ダウ工業株30種平均が564.47ポイント(1.39%)上昇し41317.43ポイントで、S&P 500指数は82.53ポイント(1.47%)上昇し5686.67ポイント、ナスダック指数は266.99ポイント(1.51%)上昇し17977.73ポイント、フィラデルフィア半導体指数は149.39ポイント(3.52%)上昇し4397.05ポイントでした。
ナスダック指数は連続9日間上昇しており、これは2004年11月以来の最長の上昇局面であり、4月2日にトランプ米大統領が対等関税を発表して以来の全ての下げ幅を回復しています。個別株では、NVIDIAが2.59%上昇、Metaが4.34%上昇、Appleは3.74%下落、TSMC ADRは3.80%上昇しました。
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