台湾株が552ポイント上昇!ETF取引量が急増し、5月に新ファンドが募集中

台湾株は2日に20,787.64ポイントで取引を終え、552.61ポイント上昇しました。上昇率は2.73%です。米国のテクノロジー株が大幅に上昇したことを受けて、債券型ETFセクターの取引量が急増し、高配当型ETFや金融株も上昇しました。また、ファンド市場は活況を呈し、5月には群益や台新投信などが複数のアクティブ型及び海外株ETF、マルチアセット型ファンドを発表し、S&P 500やテクノロジー株、インド株などのテーマに注目が集まっています。
統計によると、5月には新規ファンドの募集が9件行われ、2024年以来最多の発行月となります。ETFは4件(うち2件はアクティブ型台湾株ETF)が含まれています。5月5日に募集を開始した00982Aアクティブ群益台湾強棒、5月7日に募集を開始したアクティブ統一台株増長などです。他に2件は台新投信が発行する海外株ETFで、台新S&P500及び台新S&Pテクノロジー選抜です。
マルチアセットファンドの分野では、群益印美戦略マルチアセットファンドや台新収益ナビゲーターなどが絡んでいます。特に5月12日に募集中の群益印美戦略マルチアセットファンドは、インド株と米国債券を組み合わせた初のマルチアセットファンドで、債券からの収益とインド株の資本利得を投資家に提供します。
群益印美戦略マルチアセットファンドのマネージャー向思穎氏は、米国が等しい関税政策に取り組む中、世界貿易は調整段階にあるが、インドは基本的なメリットを持ち、今年のGDP成長率は6.3%に達する見込みであり、企業の利益は昨年第4四半期の低迷から回復しそうです。さらに、インドは国内需要が強く、米国への依存が少ないため、高関税競争において優位性を発揮し、多国籍企業が中国以外に生産拠点を分散することを考える中で、インドの製造はさらに優位に立ち、インド経済と産業の発展を後押しし、株式市場でのパフォーマンスを引き上げるでしょう。中長期的な投資の展望も期待されています。
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