トランプの関税戦争の影響で労働基金、3月に1716億元の損失
労働基金局の発表によると、2025年3月末時点で労働基金の規模は7兆2358億元、累積収益はマイナス348.2億元であり、3月だけで1716.3億元の損失を計上しました。トランプ大統領が導入した対等関税が世界の金融市場に大きな波紋を呼び、株式市場と債券市場が大幅に下落しました。
3月のアメリカの雇用とインフレデータは安定しているものの、貿易戦争の問題が続いたため、市場はアメリカ経済の停滞を懸念しています。投資家の信頼が低下し、その結果、国際金融市場の投資環境にも影響を与えています。また、3月31日には台股が新たな関税政策の影響で900ポイント以上急落し、恐慌感情が広がりました。
基金局によると、新制度の労働退職基金は4兆7946億元で、収益率は-0.74%；旧制度の労働退職基金は1兆802億元で、収益率は-1.88%；他の保険基金も芳しくありません。トランプの貿易政策の動向に注意を払い続ける必要があると、基金局は述べています。
