台湾ETF市場に資金流入急増!0050と0056半年で千億を突破

投資家が安値での購入を積極的に行っており、元大台湾50(0050)と元大高配当(0056)の純申込金額がそれぞれ千億元を突破し、全体の台湾株ETF買いの約60%を占めています。証券取引所のデータによると、4月28日時点での0050と0056の純申込金額はそれぞれ1,299億と1,050億で、合計で2,349億元、全体の台湾株ETFの59.5%を占めています。
0050は台湾初の市場規模型ETFで、その構成銘柄の市場規模の変化が直接的に0050の株価に影響を与え、高効率で市場の動向に参加できます。今年は手数料率の最適化及び分割案が進められ、資産規模が5,000億を突破する見込みで、管理手数料は0.08%に調整される予定です。一方、0056は台湾初の高配当ETFで、2007年に設立されて以来、数々の逆境を乗り越え、15年連続で配当を安定して進めています。
元大投信のデータによれば、4月28日の時点で0056の配当可能利益とキャピタルプレミアムは安定した配当基盤があることを示しています。配当シーズンの到来に合わせて、さらなる収益の向上が期待されています。元大投信は、ETFがリスク分散や定期的な持株調整の特性を持っているため、投資傾向が個別株からETFに移行していることを強調しています。
ただし、0050と0056は完全に台湾株に集中投資しており、個別市場のシステマティックリスクを許容する必要があることに注意が必要です。元大投信は、ETFの配当参加に際して配当率だけではなく、長期の配当履歴に基づいて評価することを推奨しています。
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