国際原油価格が上昇、明日から軽油が0.2元値上げ

台湾中油は、明日(28日)午前零時からガソリン価格は調整せず、軽油価格は0.2元引き上げられると発表しました。参考小売価格は、92無鉛ガソリンが1リットル28.3元、95無鉛ガソリンが29.8元、98無鉛ガソリンが31.8元、スーパー軽油が27.1元です。
今週は、米国が主要国に対して高関税措置を緩和する兆候が見られたため、国際原油価格が上昇しました。価格調整の基準である7D3Bの週間平均価格が1.04ドル上昇し、新台湾ドルと米ドルの為替レートが0.036元上昇し、上昇幅は1.15%です。
浮動価格メカニズムに基づくと、ガソリンと軽油はそれぞれ1リットルあたり0.2元値上げされるべきですが、アジアの近隣国(日本、韓国、香港、シンガポール)よりも低い価格を維持するために、ガソリンは0.2元を吸収し、95無鉛ガソリンは30元未満に抑えられ、国内ガソリン価格は調整されず、軽油の実際の価格は0.2元引き上げられます。
今週は油価公式及び政府による物品税の引き下げ(ガソリン、軽油それぞれ2元及び1.5元)に基づき国内油価が調整され、周辺国家の最低価格を維持し、国内油価を安定させるために実行されています。
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