テスラ、欧州系年金基金によるブラックリスト入りで困難に直面

イーロン・マスクが主導するテスラは、最近株価が激しく変動している中、スウェーデンの年金基金AP7が14日に同社をブラックリストに載せたことを発表し、5月末に全ての持株を清算した。その時価総額は130億スウェーデン・クローナ(約13.6億ドル、日本円で約404億円)に達する。
テスラが欧州系年金基金の持株を清算されたのは、これで直近半年間で三度目となる。最初は今年1月で、オランダの最大年金基金Stichting Pensioenfonds ABPがマスクの報酬に不満を抱き、持株を売却した。3月にはデンマークの年金基金Akademiker Pensionが「マスクがアメリカとヨーロッパの政治に関与し、誤情報を広めている」としてテスラをブラックリストに追加した。
AP7は声明の中で、テスラがアメリカで労働者の権利を侵害していることが確認されたとし、同社をブラックリストに載せる決定を下したと強調した。テスラは他の投資家と協力し提案を行ったにもかかわらず、問題を解決するための十分な措置は講じていないと指摘している。
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